オブジェクトストレージに組み込まれているMinIOサービスを使用する
- プラン: Free、Premium、Ultimate
- 提供形態: GitLab Self-Managed
この移行ガイドは、packageベースのインストールからHelm Chartに移行し、オブジェクトストレージに組み込まれているMinIOサービスを使用する場合のガイドです。これはテスト目的により適しています。本番環境で使用する場合は、外部オブジェクトストレージをセットアップすることをお勧めします
組み込みMinIOクラスタリングへのアクセス詳細を把握する最も簡単な方法は、Sidekiq、Webservice、Toolboxポッドで生成されるgitlab.ymlファイルを確認することです。
Sidekiqポッドから取得するには:
Sidekiqポッドの名前を確認します:
kubectl get pods -lapp=sidekiqSidekiqポッドから
gitlab.ymlファイルを取得します:kubectl exec <sidekiq pod name> -- cat /srv/gitlab/config/gitlab.ymlgitlab.ymlファイルには、オブジェクトストレージ接続の詳細が記載されたアップロードのセクションがあります。次の例のようなものです:uploads: enabled: true object_store: enabled: true remote_directory: gitlab-uploads proxy_download: true connection: provider: AWS region: <S3 region> aws_access_key_id: "<access key>" aws_secret_access_key: "<secret access key>" host: <Minio host> endpoint: <Minio endpoint> path_style: trueこの情報を使用して、パッケージベースのデプロイの
/etc/gitlab/gitlab.rbファイルのobject storageを設定します。クラスタリングの外部からMinIOサービスに接続するには、MinIOホストURLだけで十分です。Helm Chartベースのインストールは、そのURLに届くリクエストを対応するエンドポイントに自動的にリダイレクトするように設定されています。そのため、
/etc/gitlab/gitlab.rbの接続設定でendpoint値を設定する必要はありません。