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GitLabチャートにカスタムDockerイメージを使用する

特定のシナリオ(オフライン環境など)では、インターネットからプルするのではなく、独自のDockerイメージを持ち込むことが必要な場合があります。これには、GitLabリリースを構成するチャートごとに、独自のDockerイメージレジストリ/リポジトリを指定する必要があります。

デフォルトのイメージ形式

ほとんどの場合、イメージのデフォルト形式には、タグを除外するイメージへの完全パスが含まれます:

image:
  repository: repo.example.com/image
  tag: custom-tag

最終的な結果はrepo.example.com/image:custom-tagになります。

現在のイメージとタグ

アップグレードを計画する際、現在のvalues.yamlとターゲットバージョンのGitLabチャートを使用して、Helm templateを生成できます。このテンプレートには、指定されたバージョンのチャートに必要なイメージとそれぞれのタグが含まれます。

# Gather the latest values
helm get values gitlab > gitlab.yaml

# Use the gitlab.yaml to find the images and tags
helm template versionfinder gitlab/gitlab -f gitlab.yaml --version 7.3.0 | grep 'image:' | tr -d '[[:blank:]]' | sort --unique

このコマンドは、カスタム設定の検証にも使用できます。

値ファイルの例

カスタムDockerレジストリ/リポジトリとタグを設定する方法を示す値ファイルの例があります。独自のリリースに合わせて、このファイルの関連セクションをコピーできます。

一部のチャート(特にサードパーティのチャート)では、イメージレジストリ/リポジトリとタグを指定するための規則が若干異なる場合があります。サードパーティのチャートに関するドキュメントは、Artifact Hubで確認できます。